2019年4月19日金曜日

0002 学習院裏


学習院大学の南側の低い擁壁。神田川沿いの低地の端ということになる。かつてはここまで農地が広がっていた。平地を作るための擁壁というと高い側が平地というイメージだが、むしろここの場合は低い側を平らに開墾しここで土留めしたという感じか。

2019年4月1日月曜日

0001 高田馬場

場所だけ作って放置していたが、
ようやくぼちぼちと更新を開始していきたいと思う。


高田馬場の西武新宿線の築堤の壁(東側の街路沿い)。
ここはなかなかに傾斜が急(というかほぼ垂直)であり、
そして裏通りでもあり、壁が存在感を増していると思う。

この時はベタベタと適当に塗りたくったような感じの苔もかなり繁殖していた。

山手線の内側に食い込む私鉄路線・西武新宿線。
私としては新宿から品川あたりまで延伸してほしいと思うのだが・・・(笑)


2015年11月1日日曜日

0000 当ブログについて


こんにちは。散策家の志歌寿ケイト(しかすけ)です。
※私についての紹介はこちら


このブログは旧KBKブログでやっていた擁壁カテゴリの分離・改訂版です。
(KBKブログは壁・バス停・境界の混在ブログでしたが、境界標のみにしました。)


日本の都市にはだいたい起伏があります。
都市なので傾斜地も宅地にしなくてはなりません。
そこで活躍しているのが土を押し留めている「擁壁」です。
擁壁があるおかげで、階段状の宅地ができるわけですね。
これがないと、東京なんかでは平らな土地の面積はかなり減ってしまいます。
東京は坂の多い街、なんて言われますが、
坂の両脇は平らになってないと土地として価値が出ません。


もちろん東京以外の街にもいろいろなバリエーションの擁壁があり、
文字通り都市生活を支えています。
そんな地味ながら大切な擁壁にスポットを当てるのがこのブログです。


土地を支えているという役割以外にも、
テクスチャーとしての面白さ、真横から見た時の凹凸、意外な程豊かな植生、
なくてはならない水抜き穴、下から見た時の壮大さ、迫ってくるような圧迫感など、
観察の視点はたくさんありますので、そこも紹介していければと思います。


ということで、他のブログ同様に不定期更新ですが、今後ともよろしくお願いします。



志歌寿ケイト


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